<2015.09.27 新・武庫川探訪(第11回)>

9月27日「新・武庫川探訪(第11回)~北摂丹波・羽束川周辺を歩く~」を開催しました。今回は秋の気配を感じながら北摂丹波の弥十郎ヶ岳の麓を流れる武庫川最大の支流「羽束川」周辺を歩き、残暑の疲れをとるため奥猪名「健康の郷」に立ち寄りました。


●春日神社

篠山南部、市内でも最も山深いところにある集落の一つ後川上に鎮座している春日神社。苔むした参道や長床、清浄なたたずまいの境内など荘厳な雰囲気がありました。

●羽束川

大阪府能勢町にある深山(みやま)の中腹、標高約600m付近に源流があり、武庫川およびその45に及ぶ支流、小支川の中で最大の川「羽束川」周辺を歩きます。


●篭坊温泉

県立猪名川渓谷自然公園の山峡にひっそりと湧く温泉地で、平家の落人が隠棲したともいわれる場所でひと休みです。この源泉はアサヒビールの前身の一つ、帝国鉱泉がサイダー(後の三ツ矢サイダー)の原料として使われていました。


<2015.07.12 第15回勉強会を開催しました>

7月12日午後、第15回勉強会を「はんしん自立の家」において開催しました。今回は山本敏晴氏に講師を担当頂き「宝塚の行財政の課題」をテーマにお話し頂きました。

数字に裏打ちされた「宝塚の行財政の課題」に関する貴重なお話しと「宝塚歌劇」の継続する力の秘密など興味深いお話しをお伺いすることができました。

 

<2015.05.24 新・武庫川探訪(第10回) >

5月24日「新・武庫川探訪(第10回)~藍本から相野まで武庫川周辺を歩く~」を開催しました。今回はJR藍本駅~酒滴神社~曲り周辺~駒宇佐八幡神社~須磨田大歳神社などを訪れながら武庫川周辺をJR相野駅まで歩きました。


●酒滴神社

藍本駅前から旧丹波街道を南下していく辺りは「藍本庄宿」と呼ばれた昔の宿場町で丹波杜氏が酒造りの行き帰りに泊まったところであり酒滴神社にも多くの杜氏が祈願のために立ち寄ったと思われます。

●曲り周辺

武庫川が360度曲がる曲り周辺。大昔、平原上を自由に蛇行しつつ流れていた武庫川が、大地が次第に上昇していくのに抗して曲形を保ちながら大地を削り続けてできたと言われています。

●駒宇佐八幡神社

近世三田藩主九鬼家の祈祷所となり、境内にはコジイ、ツクバネガシなどの自然林に近い植生が見られる駒宇佐八幡神社で昼食休憩です。

<2015.04.12 第14回勉強会を開催しました>

4月12日午後、第14回勉強会を「はんしん自立の家」において開催しました。今回は「環学会」の皆さまに講師を担当頂き「ダンボールコンポストと野菜づくり」をテーマにお話し頂きました。

家庭でできるダンボールと生ごみによる堆肥づくりと堆肥を利用した野菜や果実づくりについて大変興味深いお話しを聞くことができました。

 

<2015.03.15 新・武庫川探訪(第9回)>

3月15日「新・武庫川探訪(第9回)~三田の丹波街道を訪れて~」を開催しました。今回はJR新三田駅~三輪神社~旧九鬼家住宅資料館(ひなめぐりin三田を観賞)~道場河原宿などを訪れました。

 ●福島稲荷神社~大歳神社

 三田市福島の産土神「福島稲荷神社」を訪れたあと兵庫県指定重要文化財の大歳神社を訪れました。このあと川除けの井戸~来迎寺を訪れました。

 

三輪神社

三輪神社は大和の国一宮大神神社(おおみわじんじゃ、桜井市の三輪神社)から分され三田市内で最も歴史のある神社のひとつですが境内には三田で一番早く咲くと言われている寒桜を見ることができました。


旧九鬼家住宅資料館

三田ふるさと学習館と旧九鬼家住宅資料館で開催されている「ひなめぐりin三田(歴史文化財ネットーワークさんだ主催)」のあでやかなひな人形を観賞して華やかな気分に浸りました。

<2015.03.01 第13回勉強会を開催しました>

3月1日午後、第13回勉強会を「はんしん自立の家」において開催しました。今回は地域小水力発電株式会社 代表取締役 「古谷桂信」氏に講師を担当頂き「地域住民の力で小水力発電」をテーマにお話し頂きました。

小水力発電の概要や各地で展開されている地域住民による小水力発電計画の例、武庫川での小水力発電の可能性などについて学びました。


<2015.01.18 新・武庫川探訪(第8回)>

1月18日「新・武庫川探訪(第8回)~武庫川源流付近を訪れて~」を開催しました。今回はJR南矢代駅~武庫川起点~二村神社~谷中分水界~医王寺~篠山城跡~武家屋敷跡~妻入商家群などを訪れました。

 

●JR福知山線「南矢代」駅

昨夜降ったと思われる雪でまわりの山々もうっすら雪化粧のなかJR南矢代駅前にてストレッチ体操で探訪スタート前の準備です。

●武庫川起点

武庫川の起点は田松川と真南条川が合流する地点です。田松川はJR篠山口駅近くの大沢新地区に川中分水界があり南は武庫川に北は篠山川を経由して加古川に流れます。

●谷中分水界

普通源流域と言えば急な山地ですが武庫川の場合、谷中分水界と川中分水界という非常に珍しい源流の状況になっています。

医王寺

 山門内の銀杏は樹高20メートル、樹齢300年と推定される雌木で普通の葉に交じってロート状の葉がつくことから「医王寺のラッパイチョウ」と呼ばれて有名なものです。 

 ●篠山城跡

 篠山城は笹山と呼ばれる小丘陵に築かれた平山城。城当初より天守台はあるが天守は建設されなかった城ですが、これは石垣や掘をはじめとする城の造りがあまりにも堅固すぎることを幕府が懸念したためと伝えられます。

<武庫川がっこう第12回勉強会を開催しました>

平成27年1月11日(日)午後、武庫川がっこう第12回勉強会を「はんしん自立の家」で開催しました。今回は武庫川がっこう会員の森本敏一さん(宝塚市自然保護協会会員)に講師を担当頂き「武庫川の植物」についてお話し頂きました。


<武庫川がっこう第11回勉強会を開催しました>

12月14日(日)午後、武庫川がっこう第11回勉強会を「はんしん自立の家」で開催しました。今回は日本赤十字社のご協力により開催された「救急法」講習会に参加、心肺蘇生(胸骨圧迫と人口呼吸)とAEDの使い方などについて実習しました。


<2014.12.07新・武庫川探訪(第7回)>

12月7日新・武庫川探訪第7回~虚空蔵山を訪ねて~を開催しました。

前日まで冬将軍到来により厳しい寒さでしたが開催当日は好天にも恵まれ少し寒さも和らいだなかJR藍本駅に集合、酒垂神社~虚空蔵堂~虚空蔵山山頂~立杭陶の郷まで近畿自然歩道を歩きました。

<2014.11.09新・武庫川探訪~源氏ゆかりの寺社を訪ねて~>

11月9日(日)新・武庫川探訪第6回「源氏ゆかりの寺社を訪ねて」を開催しました。当日はあいにく小雨模様でしたが能勢電鉄多田駅に集合、多田神社から満願寺まで川西ハイキングコースを歩きました。

満願寺にて昼食休憩後、天気も回復しはじめたなか石切山~釣鐘山を歩き阪急雲雀丘花屋敷駅にて解散しました。

<武庫川がっこう第10回勉強会を開催しました>

11月8日(土)午後、武庫川がっこう第10回勉強会を「はんしん自立の家」で開催しました。

今回は武庫川がっこう会員の難波さんに講師を担当頂き「福祉のまちづくり研究について~アジアの河川と周辺の生活の話を交えて~」をテーマに開催致しました。

「兵庫県立福祉のまちづくり研究所」の概要とご自身のこれまでの研究内容についてお話し頂いたあと、アジアの河川と周辺の生活の様子を貴重な写真を交えてお話し頂きました。

<2014.09.21第5回新・武庫川探訪~最明寺滝・巡礼街道・中山奥之院を訪ねて~>

9月21日(日)、武庫川本流から支流、周囲の街、自然、施設へと足を延ばして行く「新・武庫川探訪」の第5回目を開催しました。

今回は阪急「山本駅」から最明寺滝に立ち寄ったあと巡礼街道を歩き中山寺・中山寺奥之院を訪れたあと清荒神までハイキングしました。

 

午前9時、阪急山本駅にて本日のコース概要などを説明後、最初の目的地「最明寺滝」に向けて出発。当初は中山縦走の予定でしたが下見の結果、想定していた以上に時間がかかりアップダウンも多いためコースを一部変更しての開催です。

最初の目的地「最明寺滝」でひと休み、鎌倉時代に北条時頼(ほうじょう ときより)が出家し最明寺入道と名のり、この地で庵をつくった所からこの地域を最明寺と呼ぶそうです。

最明寺滝をあとに巡礼街道沿いの「木接太夫彰徳碑」「松尾神社」「天満神社」などに立ち寄りながら中山寺まで歩きます。

中山寺で小休止、夫婦岩園地で昼食休憩後に「中山寺奥之院」まで歩きます。これまで工事中だった奥之院、7月に落慶法要がありあでやかな姿を見せてくれています。

中山寺奥之院から最終目的地の清荒神清澄寺近くの「大林寺」まで歩き今回の探訪は無事終了。すがすがしい秋晴れにも恵まれた今回の探訪、参加頂いた皆さまありがとうございました。

<2014.07.20第4回新・武庫川探訪~武庫川支流・山田川と鏑射寺・光明寺を訪ねて~>

7月20日(日)、武庫川本流から支流、周囲の街、自然、施設へと足を延ばして行く「新・武庫川探訪」の第4回目を開催しました。

今回はJR福地山線「道場駅」から武庫川支流の山田川と鏑射寺・光明寺・感神社・山田ダムなどを訪れJR福地山線「三田駅」までをハイキングしました。

 

午前9時、JR福地山線道場駅にて本日のコース概要などを説明後最初の訪問先「鏑射寺」に向けて出発。梅雨明け間近かの今日も暑い一日になりそうですが暑さに負けないで無事に歩きとおしたいと思います。

JR道場駅から約2Kmほど歩くと聖徳太子と弘法大師ゆかりのお寺「鏑射寺」です。このお寺は近くの太福寺・光明寺とともに「道場三ヶ寺」と呼ばれおり、いずれのお寺も修行道場として発展してきました。このお寺で少し一休みです。

鏑射寺から光明寺までは自然歩道(太陽と緑のみち)を歩きます。途中の展望台から武庫川や三田市市街、六甲山系の山並みや有馬富士などすばらしい景色が目の前に広がります。

光明寺で昼食後、途中「感神社」に立ち寄り武庫川支流・山田川沿いに「山田ダム」まで、ダム近辺で小休止のあと今回のゴールJR三田駅まで歩きました。午後3時前の外気はなんと34度、参加頂いた皆さん暑い中ほんとうにお疲れさまでした。

<武庫川がっこう第9回勉強会を開催しました>

7月13日午後、武庫川がっこう第9回勉強会を「はんしん自立の家」で開催しました。

今回は会員の佐々木薫さんが講師となり「集団力学:特に集団規範の研究について」をテーマに実施致しました。

集団規範とはどのようなものでどのように形成されるのか、集団規範と集団力(成績・生産性・・)との関係などを具体例をもとにお話し頂きました。

<2014.05.18第3回新・武庫川探訪~旧国鉄有馬線と有馬川・有野川を訪れて~>

5月18日(日)、武庫川本流から支流、周辺の街、自然、施設へと足を延ばして行く「新・武庫川探訪」の第3回目を開催致しました。

今回はJR福知山線「三田駅」から旧国鉄有馬線跡を辿り武庫川および武庫川の支流有馬川周辺を神戸電鉄「田尾寺駅」まで歩きました。

次回(第4回)は7月20日(日)に開催する予定です。

JR三田駅を出発してすぐに旧国鉄有馬線の福知山線との分岐跡に到着。田んぼのなかに残る廃線跡を歩きます。

旧塩田駅跡と塩田八幡神社を訪れたあと、神戸電鉄道場駅前の松原城(別称:たんぽぽ城)跡および旧国鉄有馬線の碑を訪れました。

神戸電鉄道場駅をあとに少し歩くと有馬川に残る旧国鉄有馬線の橋台跡が見えてきました。その後、旧国鉄有馬線の新道場駅を訪れ引き続き廃線跡を歩きます。

公智神社近くの旧国鉄有馬口駅跡と駅があったことを偲ばせる「えきまえばし」が今回の最終探訪地点です。

<武庫川がっこう第8回勉強会を開催しました>

4月13日午後、武庫川がっこう第8回勉強会を「はんしん自立の家」にて開催しました。

今回は会員の下村和也さんが講師となり「武庫川と鉄道」をテーマに実施致しました。懐かしい鉄道写真などを交えながら武庫川と鉄道に関する興味深い話を聞かせて頂きました。

講演で使用したパネルは5/11の武庫川のへそカーニバルの際に展示の予定です。ぜひ見に来てください。

<2014.03.16第2回新・武庫川探訪ーー武庫川支流・逆瀬川から行者山と岩倉山を歩く>

3月16日(日)、武庫川本流から支流、周辺の街、自然、施設へと足を延ばして行く「新・武庫川探訪」の第2回目を開催致しました。

今回は、阪急逆瀬川駅から行者山、岩倉山を経て塩尾寺、宝塚駅へのコースを探訪しました。

阪急逆瀬川駅を出発して逆瀬川・白瀬川沿いに「ゆずり葉の森」付近から行者山東観峰・行者山頂上へ。行者山東観峰から宝塚のまちなど絶景を望んだあと岩倉山を経て塩尾寺から宝来橋へと歩き無事終了致しました。

途中の行者山頂上で聞いたうぐいすの鳴き声や山道の樹木の芽吹きに近づきつつある春を感じた一日でした。

次回(第3回)「新・武庫川探訪」は、春たけなわの5月18日(日)に開催する予定です。

 

<小浜宿(宝塚)から中山寺梅林を歩く>

3月2日(日)、昨年の武庫川探訪でお世話になった「大庄まちづくり懇話会」主催の「ほんわかまちづくり 第2回・歴史探訪~小浜宿から中山寺梅林を歩く~」に参加しました。

宿場町の面影を残す小浜地域ではボランティガイドの皆さんの案内により歴史や文化にふれながら歩き、ゴールの白梅・紅梅が咲き始めている中山寺梅林では少しづつ近づく春を感じる一日でした。

<武庫川がっこう第7回勉強会を開催しました>

前日の夜から降り続いた雪で「はんしん自立の家」のまわりも一面の雪景色の2月8日(土)午後に第7回勉強会を開催しました。

今回の勉強会は会員の永松寛喜さんが講師になり「芦屋川景観を読み解く~建築から見た河川景観とその展開~」をテーマに実施しました。

河川景観調査に取り組まれた動機、芦屋川の概要、長年取り組まれてきた芦屋川調査の背景とその内容、芦屋川景観の変化などについて貴重な写真をもとにお話頂きました。

<武庫川がっこう第6回勉強会を開催しました>

新しい年(2014年)最初の勉強会を1月11日(土)午後に開催しました。今回の勉強会は「はんしん自立の家」施設長の石田英子さんが講師となり「はんしん自立の家について」をテーマに実施しました。

「英国チェシャーホーム」の理念を受け継ぎ「ハンディキャップを持つ人たちに真の自由な暮らしを」と言う精神で運営されている「はんしん自立の家」について入居者の皆さんにもお手伝い頂き色々お話頂きました。

特に、「ボランティア活動」からスタートして「英国チェシャーホーム」と出会い「はんしん自立の家」ができるまでの経緯など貴重なお話をお伺いすることができました。

<20131215第1回新・武庫川探訪ーー仁川から甲山を歩く>

これまで武庫川本流を中心に歩いてきた「けったいな川・武庫川探訪」も9月15日に最終回を迎えましたが、このたび「新・武庫川探訪」として再出発することになり、今回が記念すべき第1回目です。

さいわい天候にも恵まれ27名の皆さまに参加頂きました。

今回は、阪急仁川駅から仁川ハイキングコースを五ケ池(仁川ピクニックセンター)、甲山大師(神呪寺)、森林公園、百合野町地すべり資料館を経て仁川駅まで初冬の河原、山道をのんびりと歩きました。

「新・武庫川探訪」は武庫川本流から支流・周辺のまち・自然・施設へと足をのばしていく予定です。

次回(第2回)は、来年の3月16日(日)に「逆瀬川から岩倉山・行者山方面」を歩く予定です。

武庫川探訪会員の皆さま、本年はいろいろお世話になりました。

来るべき年が皆さまにとって佳き年となりますよう心からお祈り致します。

来年もよろしくお願い致します。

以下、新・武庫川探訪第1回の様子をご覧ください。

<20130915第12回武庫川探訪ーー西国街道と左岸六樋を歩く>

けったいな川・武庫川探訪(2ヶ年事業)も今回が最終回。台風の接近で天候が気になる中、11名の参加者が阪急伊丹駅に集合、西国街道を歩き昆陽寺・六樋水路を経て武庫川左岸のカワラサイコ群生地を観察、武庫川新橋を渡り、「はんしん自立の家」まで歩きました。

昆陽寺を過ぎたあたりから少し雨になりましたが、無事歩き終えることができました。その後、「はんしん自立の家」の一室をお借りして

「これまでの活動の感想」や「今後の活動案・コース案」について意見交換しました。

意見交換会での提案等を参考に、この活動もリニューアルして11月から再スタートする予定です。

 

<武庫川がっこう第5回勉強会を開催しました>

9月14日(土) 午後、第5回武庫川がっこう勉強会を開催しました。

今回は、武庫川がっこう会員で宝塚野鳥の会会員の佐々木薫氏が講師となり「みじかな野鳥のおはなし」をテーマに実施しました。

私たちのみじかにいるツバメ、スズメ、カラスなどの野鳥にもいくつかの種類があること、どのようにして見分けるのかを学びました。

また、みじかな鳥にいつ会えるのかということや、季節や成長による鳥の装いの変化などを知ることができました。

 

<武庫川がっこう第4回勉強会を開催しました>

8月10日(土)午後、第4回武庫川がっこう勉強会を開催しました。

今回は、宝塚市自然保護協会の森本敏一氏を講師にお招きし、「武庫川下流の自然を知ろう(武庫川のカワラサイコについて)」をテーマに実施しました。

カワラサイコの花や葉などの特徴やカワラサイコの兵庫県内における自生地、保全への取り組みなどについてお話をお伺いしたあと、意見交換会ではカワラサイコへの今後の対応について貴重なアドバイスを頂きました。

その後、武庫川河川敷に降り、河原に自生しているカワラサイコやカワラマツバなどを観察しました。

カワラサイコは、貧栄養で日当たりのよい河原の砂地などに生える多年草ですが、準絶滅危惧種に指定されており、武庫川水系に生き残っているこの植物を絶滅させない取り組みの必要性を学びました。

<20130721第11回武庫川探訪--尼崎から西宮今津を歩く>

第11回けったいな川・武庫川探訪は阪神尼崎駅前に集合し、寺町、北堀運河キャナルベース、出合い橋などを見学し,武庫川の南武橋をわたって西宮市に入りました。その後、甲子園浜自然環境センターと鳴尾浜を観察して今津灯台、今津六角堂を経由して阪神今津駅で解散しました。たいへん暑い中約30名もの人が参加し、無事終了しました。

<武庫川がっこう第3回勉強会を開催しました>

7月13日(土)午後の第3回武庫川がっこう勉強会の様子です。

この日のテーマは「市民活動のあり方と武庫川がっこう」について考えました。またここに至るプロセスとして、田村氏が体験してきたこれまでの国内・中国での開発整備についてお話してもらいました。

 

<武庫川がっこう第2回勉強会を開催しました>

6月23日(日)午後、武庫川がっこう第2回勉強会を開催しました。

テーマは「川のリスク回避と安全について」とし、会員の北添氏が体験や文献にもとづく説明と解説を行いました。その後、具体に武庫川百間樋堰の魚道の流れを使い、みんなで実体験しました。めいっぱい水を入れたペットボトルと少し空気を入れたペットボトルを使い、落差のある流れの中でどのように反応が異なるのか、本流の中央と岸側で流れ方がどのように異なるのかなど体験しました。

その後、武庫川の中をむこにゃん広場付近まで歩きましたが、水のぬるいところと冷たい場所があることに気がつきました。たぶん、川底から湧水が出ているのでしょう。これは水生動物にとっても良い環境をつくっていると大きな期待を抱きました。

 武庫川がっこうでは水辺のビオトープづくりを検討してますが、小さなワンドづくりの候補地が見つかりました。

みんなで安全を確保したうえで、水に入った観察が重要であることを知りました。

 

<武庫川がっこう第一回勉強会記念講演会開催の記録>

6月2日午後「はんしん自立の家」のロビーをお借りして第一回勉強会を開催しました。

第一回目ということで記念講演会として国交省姫路河川国道事務所松木所長さまにすばらしい講演をしていただきました。その様子については「これまでの活動記録」をご覧下さい。

<20130519第10回武庫川探訪--最下流の武庫川を歩く>

今回は会員を含めて38名が参加しました。午前中は曇りでしたが、昼頃から雨模様になり解散時には結構強い雨ふりでしたが、みなさん大満足でした。甲東園駅から最下流の潮止堰まで歩き、途中、西宮の武長さんに予約や準備をいただいた、松山大学温山記念館、旧甲子園ホテルなど近代建築の内部を拝観でき素晴らしい経験をしました。その後小松会館で特別に昼食休憩を取らせていただきました。その際に下流の武庫川の歴史や町の歴史についても関係者から説明していただき充実した探訪でした。その様子をスライドショーでご覧ください。

<20130407第9回武庫川探訪ーー桜満開の三田・武庫川を歩く>

昨年同時期に行った探訪では桜の開花が遅くつぼみ堅い武庫川を歩きました。前日からの爆弾低気圧の影響で時折強風でしたが何とか目的を達しました。今回はちょうどさくら満開の土手を楽しみながら歩けました。JR相野駅から井ノ草で武庫川に至り、母子大池から逆サイホンで導水された芝添池と「農業は国の礎」の碑を見学し、武庫川に沿って歩きました。途中、ツクシやスミレ、ヒメオドリコソウなど春の草花が咲く中桜を堪能しました。嫁が淵、旧武庫川の蛇行跡や藤木遺跡、松山堤、御殿橋を通りJA三田パスカルで解散しました。

<20130120第8回武庫川探訪ーー武田尾渓谷岩場への挑戦>

第8回は武庫川中流の最端部武庫川渓谷でもあまり知られていないコースをたどりました。途中武庫川に突き出た岩場や崖地があり注意を要する場所です。武庫川でもこのような場所はここしか残されてません。

JR道場駅に集合し武庫川に平行する県道を下流に向かいました。途中武庫川右岸には武庫川上流域浄化センターがあります。三田市や神戸市北区、西宮市の一部を処理区域にもち日あたり10万トンの処理能力があります。処理された水は武庫川に放流されています。現在この地域の上部に新名神自動車道路が工事中で巨大な橋脚が目につきました。少し歩いて大岩橋付近で新規遊水池の整備予定場所を見ました。武庫川水系河川整備計画で位置づけられた遊水池ですが、面積約2.2ha、約13.3万立米の容量の遊水池が出来る予定です。遊水池とは洪水時に一時的に下流への流量を抑制し、時間差で徐々に流していく施設です。

 また大岩橋下の武庫川にはカモ類がたくさん休んでました。

県道を川下川ダム方面に向かうと川下川と武庫川の合流点に至ります。このあたりで舗装道路が切れて自然の岩場になります手つかずの美しい武庫川渓谷の岩場や流れ、淵などが見えます。

 そのまま武庫川に沿って歩くと平成16年10月の台風による洪水で被害を受けその後再建された紅葉館別庭「あざれ」に至りますが、その手前を武庫川方面に下ると旧福知山線のトンネル(旧大茂山トンネル)があり、武庫川の対岸には橋脚の基礎の残骸が残っています。

 舗装道路にもどり「あざれ」の駐車場付近に「足湯」があり何名かは足の疲れを癒して帰られたようです。

<武庫川・かわまちガイドブックの紹介>

「武庫川・かわまちガイドブックーーー武庫川・まちなみ探訪」B5版カラー128ページ、1260円(税込み)の紹介。

武庫川流域の地図を使い「広域図」10枚「地区図」31枚と写真を使った解説や見所などこれまでにない本です。お近くの本屋さんでも「地方小出版取り扱い」の本として注文出来ます。是非手にとって見てください。

●これまで武庫川について■武庫川・かわまちガイドブック「武庫川・まちなみ探訪」を手に武庫川とまわりの街や自然環境について訪ね歩いてきました。毎回多くの市民が参加されました。その記録の一部を紹介します。(第1回~第7回は「武庫流会」として開催してきました。)第8回以降は「武庫川がっこう」として開催していきます。

●武庫川探訪について詳述された「武庫川・かわまちガイドブックーーー武庫川・まちなみ探訪(田村博美編著)」については(株)TH都市デザイン研究所か メールで  tam-hiro@gaia.eonet.ne.jpまでお問い合わせください。

 

<20121014第7回武庫川探訪--武庫川源流と谷中分水界を訪ねて>

第7回武庫川探訪は武庫川最上流真南条川をさかのぼり龍蔵寺まで行きました。JR篠山口駅から武庫川と加古川水系篠山川を結ぶ運河「田松川」と谷中分水界を見学し、小さな峠を越えて真南条川上流から江戸時代のため池「田口池」を経て龍蔵寺まで至りました。龍蔵寺では上阪ご住職から地域の自然や龍蔵寺についてのお話をお聞きしました。龍蔵寺は丹波天台宗三山の一つで大化元年(645年)法道仙人が開基され、丹波地方の修験道道場として栄え最盛期には72の堂宇があったと伝えられています。愛宕山から湧き出た清冽な流れに沿った人里離れた心休まる境内と武庫川の上流を堪能しました。その後真南条川に沿って下り途中篠山城築城時に切り出した石が残っている残石公園で印の残る残石を見学しJR古市駅まで帰りました。

<20120819第6回武庫川探訪--摂津・丹波境の武庫川を歩く>

第6回武庫川探訪はJR南矢代駅に集合し「田松川」と「真南条川」が合流する武庫川の起点を見学しました。その後国道176号沿いの高仙寺を訪ねました。高仙寺は鎌倉時代に松尾山に七堂伽藍と26坊を擁した山岳寺院でしたが1921年に南矢代に移築されました。

 そこから武庫川に沿って下り途中狩場酒造に寄り道しました。ここは武庫川流域にある数少ない酒造の一つで「秀月」という美味しい酒を出しています。

 すこしほろ酔い加減で再出発し武庫川の沿って古森、草野、日出坂と付近の田園や武庫川の自然を眺めながら歩きました。日出坂は最近自然環境との調和も視野に入れながら新しい洗い堰が新設されました。上流の湛水地区や洗い堰下流付近は子供たちの生き物観察の場ともなっています。JR藍本駅から帰途につきました。

 

<武庫川勉強会>

●武庫川と私たちのまちや環境について皆さんと一緒に勉強していきたいと思い企画しました。