武庫川のへそプロジェクト(PJ)

<武庫川のへそPJ>とは?

武庫川の流域界末端はちょうど国道171号甲武橋あたりです。これから北に広がる流域で降った雨が武庫川に集まり大阪湾に流れ込みます。しかし流域端末から下流の尼崎市や西宮市南部市街地に降った雨は武庫川には流れ込まず直接小河川を流れて大阪湾に注ぎます。

 したがって甲武橋から下流の武庫川は天井川の形状を示し市街地の地盤より河床高の方が高い状態になっているため堤防をきづいて洪水から市街地を守っています。

 この流域端末地域には仁川や天王寺川が合流し、また西宮市、尼崎市、伊丹市、宝塚市が境界を接しています。この武庫川周辺地域には多くの福祉施設や福祉系の学校が立地しています。しかし、武庫川とこれらの学校や施設との関係はそれほど密接ではありません。

 私たちは武庫川の”いやし”効果に着目し健常者だけでなく福祉系施設や学校の人たちにもどんどん武庫川の河川空間に来てもらって”いやし”効果を満喫してもらいたいと活動してます。

 その活動が「武庫川のへそPJ」です。武庫川の一番大事な場所という意味で「へそ」と名づけました。

「武庫川のへそPJ」の主要な事業は3つです。

1)福祉と武庫川のいやしに関する調査研究活動

2)武庫川での交流広場「むこにゃん広場整備」と「四季の花畑整備」

3)むこにゃん広場での交流イベント「武庫川のへそカーニバル」開催

以下に今年春から始めました「むこにゃん広場整備・花畑整備」と「武庫川のへそカーニバル」の様子を写真とコメントで掲載しますのでご覧下さい。

*むこにゃん広場と花畑整備は兵庫県および宝塚市とアドプト制度を締結し実施しています。